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PとJの輪舞曲(ロンド)12

暁と芝田はイヤリングを『MORI』に鑑定して貰った「ええ、間違いありません。当店の品でございます」確認を取るとそのイヤリングを店に売った人物を訪ねた「何なの、アンタ?」その若い女性は近所の風俗嬢だった「お客さんに、貰ったのよ。でも、現金の方がいいじゃん」「その客は、この中にいますか?」暁が写真を見せると風俗嬢は一人の男を指差した「この人よ」「浜田です、芝田先輩!」「決まりだな。島谷友江は、浜田に罪を被せられたんだ」浜田が住んでいるのはそこから程近いマンションだった「結構なマンションじゃないか?」「ここ…って…?」以前暁が住んでた所だった「でも、俺が住んでた時より、大分綺麗になってます」管理人に訊くと1年前に大規模なリフォームをしたらしい「ただ、オーナーは、リフォームを終えると、ここを売り払って、今は別の方が経営されてます」1年前?暁が住んでいた頃だ「そう言えば、住み始めてすぐに、隣のリフォームがあった」それで煩くしてしまうからと契約より部屋代が安くなったんだった「へえ?ラッキーだったじゃないか」芝田に言われて思い出したそうだラッキーだった次に引っ越した先でも同じ事があっ\xA4

拭屬┐┐叩¡嘉戮\xE2!?」「いえ、今住んでる所も、同じ理由で、部屋代が下がりました」だから3度「臣の奴、態々、毎回リフォームしてるのか?」買う度にリフォームしてなのに暁がいなくなると直ぐに手離して「マジでアイツ、変な奴…」浜田の部屋のチャイムを鳴らすとドアを開けた浜田が暁を見て目を丸くした「市ヶ谷!?お前、なんで…は?刑事になったのか?」1種落ちたんだろ?暁の警察手に意外だという顔をした「まあな…」「で?何の用っすか、けーじさん?」ニヤニヤしながら浜田が聞いていた「鷹取紗枝さんの宝石が、一部見付かった」店に売った風俗嬢がお前に貰ったと言っていた浜田が次の瞬間思い切りドアを閉めた「浜田っ!」だが管理人から鍵を借りていた二人は素早くロックを外して中に飛び込んだ「来るなっ!!」窓を背にした浜田はナイフを構えていた「逃げられると思うのか、浜田!?」「煩せえ!有り余ってる所から、ちよっとばかり頂いて、何が悪い!?」「それが法律を、学んでいた人間の、台詞か?」芝田が吐き捨てるように言うと浜田は逆ギレした「俺は、エリート人生を、歩く筈だったんだ!」なのにちよっとばかり覚醒

剤を持ってたってだけで卒業直前に退学になった「お陰で、就職も儘ならなくなって、こんな程度の暮らししか出来ない!」「自分がやった事を、他人のせいにするな、浜田」暁の言葉に言い返す素振りを見せた浜田はニヤリと笑うと机の抽斗から何かを取り出した「これ、解るか?」小さなメモリースティックだお前さあサークルの連中のアイドルだったんだぜ?「俺には、ソッチの趣味は無かったから、アイツ等がお前の写真を、隠し撮りして盛り上る意味は、解んなかったけど」シャワー室にカメラを仕掛けてお前の写真を撮ったら連中喜んで買ってくれたぜ?「この中に、まだその写真が残ってる」「お前っ!?」「現役刑事のポルノ写真、ネットで話題になると、思わないか?」浜田はスティックをPCにセットすると素早くキーを叩いたつづく